7.カルマの法則で現在(いま)に至る麻原



 オウム真理教には“カルマの法則”というものがある。
 “カルマの法則”とは「善行」を行えば「善行」が、「悪行」を行えば「悪行」が自分の身に返ってくる事で仏教ではこれを“因果応報”という。オウムが仏教集団なら“カルマ”のことを“業”(ごう)とか、“因果応報”というはずなのだがインドのサンスクリット語で言っているのは興味深い。

 さて、その“カルマの法則”だが、やはり“原因”と“結果”があるわけで、その報いもそれ相応に受けなければならない。
 あのオウム真理教教祖・麻原彰晃をとってみても、そのオウムが説く“カルマの法則”に照らし合わせてみると納得のいく答えが出る。
 
裁判所やテレビなどの言っていることが事実なら、
麻原“田口さんを殺害”させ、
“坂本弁護士一家を殺害”させ、
“松本にサリン”を撒かせ、
“落田さん、冨田さん、浜口さんを殺害”させ、
“仮谷さんを拉致し死亡”させ、
“地下鉄にサリン”を撒かせたり、
その他いろいろな悪行を提案、指示したので、今現在、死刑判決が下され、牢獄の中でくさい飯を食っている。

 というふうに説明できる。これはオウム真理教、いや後継団体のアーレフにもその“カルマの法則”を適応するならこのようなことがいえるだろう。

オウムの後継団体アーレフはそれを創った教祖麻原の悪因の悪果を背負わなければならないので、今現在、世間から悪い印象でみられ、38億2186万4607円の賠償金を支払わなければならない為、魂の救済どころではなくなった。


 “カルマの法則”、“因果応報”。まったくその通りだね。アーレフもいいこと知ってるんだね。じゃあ、これも読んでちゃんと理解しとけよ。


 


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